2026/08/04 14:22

NPO法人有機農業を広める会かけがわを主宰している株式会社しあわせ野菜畑の代表大角です。

今日はしあわせ野菜畑についてお話をします。

しあわせ野菜畑は、2009年4月29日を創立記念日としています。

4月29日という日は、代表の私が20代から30代にかけて活動していたボランティア団体「静岡骨髄バンクを推進する会」の設立日でもあります。

私はかつて、白血病になった弟がいて、なんとか骨髄バンクを広めたいという気持ちで活動を始めました。

当時、白血病は「不治の病」と言われていました。静岡新聞に「骨髄バンクを広めてほしい」という投書をしたところ、新聞社の方から「待っていても始まりませんよ。必要としている人が動くしかないんですよ」と言われ、仲間を紹介していただき、活動が始まりました。

私は白血病になった弟の関係で活動をしていましたが、仲間の中には、大切な人を亡くしたことがきっかけの人がたくさんいて、「ボランティアとは誰のために、何のために行うのだろう」と、よく考えたものでした。

ちょうどその頃は、阪神・淡路大震災を機に「ボランティア元年」と呼ばれた時代です。ボランティアは「困っている人がするもの」というイメージもまだ残っていました。

そんな私たちの活動を支えてくださったのが、ライオンズクラブやロータリークラブの経営者の皆さんでした。

多額の寄付だけではありません。休日には街頭でのビラ配りや講演会を手伝ってくださり、平日には県庁や議員への要望活動にも同行してくださいました。

「社長さんたちが応援してくれるのなら、自分たちの活動は間違っていない。」

そう思えたことが、私たちにとって大きな励みでした。

現在、この活動は県の予算による事務局運営のもと、日赤血液センターや医療機関、他県のボランティア団体とも連携しながら続いています。

 「あの時に力を貸してくださった社長さんたちのように、次の世代へつなげる、明日の社会をつくる、そんな意識をもった農業経営体を目指そう」

このような想いがあり、ボランティア団体の設立日を農業法人の創立記念日に重ねて農業経営を始めました。

健康を守るうえで、最後に頼れるのは「食」です。

だから私は、明日につながる「生きる力」のある野菜を育てたいと考えています。

未来の環境を守り、未来を生きる人たちの健康を支えることができる。

私は、有機農業にはそんな力があると信じています。


NPO法人立ち上げに当たって、応援メッセージをいただきました。(20262月)


発足時の静岡新聞の記事

立って説明しているのが私です。(1992年4月29日)